米国最大の鉄道模型メーカー「Athearn(アサーン)」ってどんなところ?
日本人模型鉄で、このメーカーを知っている人はごく少数ではないだろうか。
というか、自分もつい最近まで知らなかった(汗)
「Athearn(アサーン)」は米国最大の鉄道模型メーカーである。
なのに、知名度は低い。海外の鉄道に興味を引かない人が大多数を占める日本の鉄オタ事情を鑑みれば仕方ないのかもしれないのか。
このアサーンってのは、どんなメーカーなのだろうか。
簡単に説明したい。
創業70年以上の老舗
アーヴィン・エイサーン(Irvin Athearn)により1938年に創業。自作したOゲージレイアウトを売却しようとしたらものすごい反響があって、これを機に立ち上げたのがこの会社だという。
社名の”Athearn”はこの創業者の名に由来し、現地では「エイサーン」と呼ばれる。「アサーン」読みは輸入元であった天賞堂によるものだそうで、日本だけ。
最初はOゲージからスタートし、戦後HOゲージに参入。早期のフライホイール採用など、最新技術を積極的に取り入れたこともあって安定した走行性能を確保した同社の製品は国内でたいへんな支持を受けたようだ。
2004年にホライゾン・ホビーに買収。現在でもNゲージとHOゲージの完成品を製造販売している。
(参考:アサーン - Wikipedia)
2つの製品ラインとキット製品
HOゲージでは「レディ・トゥ・ロール」と「ジェネシス」の2つの製品シリーズがある。前者は入門向けの廉価な製品群、後者は高級志向のモデルで完成度は高いようだ。
また、アサーンでは「ブルーボックス」とよばれるキット製品を発売していたことも特筆できるが、残念ながら今はキット製品は絶版になっている。
一方のNゲージもDCCに対応した製品が数多く出ている。日本では4-8-8-4のBigBoyや4-6-6-4のチャレンジャーなどの巨大な蒸気機関車を買うユーザーも少なくないという。
日本で手に入れるには?
日本ではもともとアメリカ型の人気が低いことと、KATOがアメリカ型を積極的に出していることもあって、知名度は非常に低い。
海外型を取り扱っている専門店でもなかなか数は見られないので、海外型を専門としている通販サイトを利用するのが一番だと思う。個人輸入という手もある。
中古であれば新品よりは見かける頻度は高い。人気が低いこともあって、中古相場も他社より安く手に入りやすい。
海外型に特化しているモデルバーンさんみたいなお店を回ってみるのも一つかもしれない。
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そもそもなんでこんな記事書いたかって?
それは後日、本館を見ればきっとわかりますよたぶん・・・(笑)
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↓本館も見てくれるとお兄さん嬉しいですっ。